2005.10.23 ★病院にて〜
夜間の入り口から入り、早速分娩台でモニターつけて陣痛の様子を観察。子宮口はすでに6センチすばらしいわ!進みが速そうだから今日中には生まれますよ!って言われてドキドキ。
陣痛室へ移動。すでに一組の夫婦がいて、陣痛の呼吸法で苦しんでいる方が!カーテン越しの隣のベットで、私たちも陣痛の間隔が短くなるのを待ちました。
■AM11:00 陣痛も強くなり、呼吸も集中しないとつらいくらいになりました。病院のお昼も陣痛の合間合間にぺろり
■このままだらだら陣痛が続き、病院内を歩いたりしてできる限り動いたけれど、なかなか本格的なお産にはならなそう。
■PM6:00ついに病院の夕食を出されてしまった。午後には生まれるかもって思ったのに、まったく生まれそうにない。もう陣痛開始から一日が経ってしまいそう・・・
■PM8:00頃、陣痛も一分間隔くらいになり、いよいよ苦しくなり始めた。そのときに、隣のベットにいた人も同じくらいの陣痛間隔。でも隣のほうが苦しそうな息づかい同時に分娩になっちゃったらどうしよう。先生一人しかいないし・・・。
■そのとき隣の人が、「もうがまんできないぃーーーーっ」って叫んで分娩台に移動してしまった。
■私もその直後から我慢できない感じになってきて、必死にイキミ逃しをさせられていました。
(どうしていきみたいのにそれを逃さなくちゃいけないのぉー?)納得いきません。
■分娩台に行きたくて、ナースコールをしても看護婦さんが来ない。きっと隣の人の分娩で人員がみんなとられているのだろう。ひどい私だって早く生みだいよーーー。
■PM9:00頃 もう限界なくらいイキミを逃して陣痛を乗り越えて、子宮口だってもう9.5センチ開いているのに「後5ミリ足りないからまだいきんじゃだめだよ」っていわれて、ひたすらイキミ逃し・・・。
こんなことってアリ?
ただ単に人手が足りないから時間稼ぎをさせられているようにしか思えない〜
( ̄△ ̄#)ううううう
■そんなことをしているうちに「あれ!!!!????」陣痛が来ない。なくなっちゃった???
陣痛が止まってしまった (T_T)うっそぉ〜。 勘弁してクレーぃ。
■丸々1日苦しみぬいて、やっと分娩台が目の前に迫ったところで、ピタッと陣痛が止まってしまった(T_T)
■そ、そんなぁ(ノ_<。)
せっかく一日中旦那にも背中をさすってもらって、今日には生まれるんだーって嬉しかったのに、ものすごくショック。どうして陣痛が止まっちゃったのー?悔しくて悲しくてなんともいえないむなしさでいっぱい。旦那は明日(月曜日)の仕事を休んでくれた。「明日には生まれるよきっと。大丈夫」っていってくれて、とりあえず家に帰っていきました
■私は陣痛室に一泊することに。看護婦さんがアロマオイルを炊いてくれました。これで心を沈めて休んでねって。「陣痛は体が休まればまた始まりますよっ」て。
■陣痛室にとまることになりPM10:00 再び10分間隔の腹痛が。「きたきた、陣痛。もう子宮口が9.5センチ開いているんだから明日の午前中には生まれるかなー」
■旦那も明日やすんでくれたし、赤ちゃん明日には生まれてきてね。
2005.10.24 ★陣痛再開。二日目の陣痛室で
■朝から陣痛は5分間隔。昼間に生まれるといいなぁ。
■PM8:00 朝から旦那が様子を見に来てくれました。今日はもう子宮口も9.5センチ開いているし、早めに生まれるかな。引き続き陣痛を乗り越える一日が始まりました。旦那も昨日に引き続き、背中をナデナデ・・・・。そのままお昼も過ぎ、あとすこしの子宮口もまだ前回になってくれない。なんで????
■陣痛も3日ごしになってしまったので、陣痛促進剤を点滴することになちゃった。点滴をぶら下げて病院の廊下をうろうろ
■やっと夕方になり、ベットの上でイキミが出てきちゃった。もうイキミ逃しなんてできないくらいの陣痛。
■もう我慢が限界に。そのときに「プチっ」何か音がしたかと思ったら、暖かい物が流れてきた。
破水だ!!!
■その後、ちょっと動いただけでダラダラながれてきて、歩くたびにパジャマがビシャビシャに。 気持ち悪い(ノ_<。)
生臭い。
■分娩室をグルグル、一歩ごとにおもい陣痛に耐える。ピーク時におしりのアナ付近を旦那にギューーーーってこぶしで押してもらい、一時間くらい繰り返したところで、看護婦さんが子宮を見てくれた。
すると、「頭が見えてきましたよ!!!そろそろ分娩台にあがりましょうか。」 まってましたよ!!その言葉を。うれしくてニコニコ。歩いているうちに子宮が全回に開いて赤ちゃんの頭が降りてきたんです。それにしても長かったなぁ。やっと思いっきりいきめるぞ!!!出て来い我が子よ。
〜そしていよいよ分娩台に〜
分娩台では自分の陣痛のなみにあわせて自分のペースで呼吸に合わせていきむことができたので、とっても楽だった。痛みも無く、陣痛に耐えていたときのほうがつらかったなぁ。後は好きなタイミングで思い切り力を入れられたから、ここからは早く、1時間ちょっとで、赤ちゃんの頭が出てきた!!!
いきみ中、赤ちゃんの回転がいまいちとのことで、急遽 会陰切開をすることに( p_q)
先生に麻酔をしてくださいね!ってお願いして痛くないようにしてもらうことになりました
「いきむのをやめて!!」そう、看護婦さんから言われたときに、「やった!もう赤ちゃんが出るぞ」とおもった。その瞬間に
「ザクリッ・・・ にょろにょろぉ〜★★」
生まれる瞬間は、おおきな赤ちゃんが一気に出てくる感じがわかり、ずっと詰まっていた巨大な便秘が一気に解消したような(変なたとえですみません)すっきりしたようないい気分。痛みは無く、とにかくスッキリ。でも、会陰をきられた感触は、気持ちがわるく、怖かった。生まれる瞬間、自分がやけに冷静だったのでいつ切られたかはっきりわかってしまった。
あかちゃんのうぶごえは思ったより小さく、羊水を口に含んでしまったようで、むせていた。「うぎゃあぁ〜ケホケホ・・・」かわいかった。おへそを切られると、そのまま私のお腹の上へ赤ちゃんを乗せてもらいました。カンガルーケアってやつです。赤ちゃんはちょっと湿っぽくて、でも暖かくて、やわらかくて、なんともかわいくて、よわよわしくて、でも一生懸命おっぱいを探して口をあけているところはいとおしかった。
おっぱいにたどりついて、生まれて数分しかたってないのにもう ちゅーちゅー 吸っているなんて感動でした。幸せなひと時です。しばらくして旦那が分娩室に。親子3人で幸せな時間を過ごしました。
はじめまして 私たちの赤ちゃん。これからよろしくね
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